ユベントスをも苦しめる
サッスオーロ【写真:Getty Images】
サッスオーロ
今季リーグ戦成績:8位/9試合4勝2分3敗(10月24日現在)
昨季は残留争いを強いられるなど苦しいシーズンを送ったサッスオーロ。最終的に11位に食い込んだものの、エウゼビオ・ディ・フランチェスコ元監督の下、6位躍進を果たした2015/16シーズンを知るメンバーからすれば、不本意な成績だったことは間違いない。
今季も「降格候補」という位置づけとなっていたが、ロベルト・デ・ゼルビ新監督の掲げた攻撃的サッカーが浸透した同クラブは、開幕から好スタートを切った。開幕3試合で負けなし、4節のユベントス戦で初黒星を喫したものの、絶対王者を大いに苦しめたのである。第7節ミラン戦、第8節ナポリ戦と連敗を喫して8位に順位を落としたが、9試合を終えた時点で得点数はリーグ4番目タイの数字となる15得点を叩き出しているなど、攻撃陣は好調だ。やや失点が多い点(14失点)は改善が必要だが、今後、さらに順位を上げる可能性は高い。
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