マンチェスター・ユナイテッドの本拠地オールド・トラフォード【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)の前回のホームゲームで試合に“遅刻”してしまったマンチェスター・ユナイテッドは、同じ失敗を避けるためホテルを変更した。英紙『ミラー』が伝えている。
ユナイテッドは今月2日に本拠地オールド・トラフォードで行われたバレンシア戦で会場到着が遅れ、その影響でキックオフが予定より約5分延期された。マンチェスター市内の交通渋滞のため、ホテルからスタジアムまで約2.9マイル(約4.7km)のバス移動に75分間を要したことがその原因だったという。
キックオフ遅延によりユナイテッドとジョゼ・モウリーニョ監督は、欧州サッカー連盟(UEFA)から戒告処分を受けた。1回目は戒告処分のみだが、再び繰り返した場合には罰金および監督へのベンチ入り禁止処分が下されることになる。
23日に行われるユベントス戦に向けて、ユナイテッドは遅刻防止へ万全の対策を取った。試合前日に選手たちが宿泊するホテルを、スタジアムにより近いヒルトン・ガーデン・イン・ホテルに変更したとのことだ。
新たに宿泊するホテルからスタジアムまでの距離は約800ヤード(約730メートル)で、徒歩でも約10分ほどの距離。今回は遅刻の心配はなさそうだ。
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