エースのFWリオネル・メッシが負傷のため3週間程度の離脱を強いられる見通しとなったバルセロナだが、さほど心配する必要はないかもしれない。メッシ不在時にもチームは高い勝率を記録している。

　メッシは現地時間20日に行われたリーガエスパニョーラ第9節のセビージャ戦で右腕を骨折。チャンピオンズリーグでのインテルとの2試合や、今週末に予定される宿敵レアル・マドリーとのクラシコなどの数試合を欠場することになりそうだ。

　チームの最大の得点源であるメッシの不在は、当然ながらバルサにとって大きな痛手になるだろう。だが少なくともデータ上は、チームの結果に大きな悪影響はないことが示されている。

　クラブ公式サイトによれば、メッシは2010/11シーズンから現在までの8年間で公式戦合計61試合を欠場。チームはその61試合で49勝6分け6敗という成績を残し、約80％という高い勝率が記録されている。

　2010/11シーズンから昨季までのバルサの通算成績は483試合で353勝79分け51敗であり、勝率は約73％。格下相手のカップ戦などでメッシが温存されるケースもあるため単純比較はできないとはいえ、勝率としてはむしろメッシ不在時の方が高くなっている。

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