フレン・ロペテギ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長は、フレン・ロペテギ監督の解任を思いとどまったようだ。21日、スペイン『マルカ』などが伝えている。
レアル・マドリーは現地時間20日、リーガエスパニョーラ第9節のレバンテ戦を1-2で落とした。公式戦ここ5試合で1分け4敗という厳しい状況で、指揮官の交代が噂になっている。
報道によると、ペレス会長はレバンテ戦のあと、監督解任をほぼ決断した。ただ、周囲の説得があり、この決断を実行に移すことをやめたという。チャンピオンズリーグのビクトリア・プルゼニ戦が目前で、週末にはバルセロナとの大一番「エル・クラシコ」が控えているため、タイミングが悪いと判断したようだ。
ただ、レアル・マドリーのトップがロペテギ監督への信頼をほとんど失っているのは確かなようで、後任探しも始まっている様子。これまでにアントニオ・コンテやグティなどの名前が取り沙汰されたが、新たに同クラブのOBであるサンティアゴ・ソラーリも候補に入ったという。
元アルゼンチン代表のソラーリは現在、レアル・マドリーのBチームにあたるカスティージャを指揮している。ペレス会長はカスティージャの試合をテレビで見て、指揮官とFWヴィニシウス・ジュニオールのパフォーマンスに好印象を持っているそうだ。
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