バルセロナのアルトゥーロ・ビダル【写真:Getty Images】
バルセロナに所属するチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルが試合中にベンチで見せた振る舞いが、出場機会を得られないことへの不満を表したものではないかとして注目を集めている。
バルサは現地時間20日に行われたリーガエスパニョーラ第9節の試合でセビージャと対戦。4-2の勝利でセビージャを首位から引きずり下ろし、2節ぶりに首位に返り咲くことに成功した。
ビダルはこの試合でベンチに入ったが、90分間を通して出場機会は訪れなかった。バルサが3-0でリードしていた後半途中には、ウォームアップをすることもなくベンチに深く腰を下ろし、目を閉じて居眠りしているかのような姿を見せていたことがカメラに捉えられている。
ユベントス、バイエルン・ミュンヘンとビッグクラブの主力として活躍し、今年夏にバルサに加入したビダルだが、ここまで十分な出場機会は得られていない。リーガでは6試合に出場したが先発は2回のみ。セビージャ戦では最近4試合で3回目の不出場となった。
ビダルは3日のトッテナム戦や7日のバレンシア戦で先発から外れた際にも、SNSで不満げな投稿を行って物議を醸していた。今後も状況が変わらなければ大きな問題に発展しかねないかもしれない。
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