先制ゴールを記録した本田圭佑【写真:Getty Images】
【メルボルン・ビクトリー 1-2 メルボルン・シティ Aリーグ第1節】
オーストラリア・Aリーグ第1節の試合が20日に行われ、メルボルン・ビクトリーとメルボルン・シティがダービーマッチを戦った。
ビクトリーに加入した本田圭佑は先発で出場し、オーストラリアでの公式戦デビュー。キャプテンマークを託され、右MFの位置に入った。
前半28分、大きな注目を集める本田がいきなり期待に応える結果を出す。右サイドでドリブルを仕掛けたあと味方に預けてエリア内に上がると、右SBルーからのクロスにゴール前で合わせ、ドンピシャのヘディングで先制点を叩き込んだ。
だが40分にはシティが同点に。エリア右側に侵入したフォルナローリが倒され、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)を用いた判定でPKを獲得。ベレンゲルのシュートはGKに触られたあと右ポストを叩いたが、デ・ラートが押し込んで1-1とした。
65分には本田のパスを受けたトロイージのシュートが惜しくも左ポストに嫌われて勝ち越しゴールならず。70分にはシティが交代で投入したマグリーが前線へのパスに走り込み、ファーストタッチでゴールを決めて2-1と逆転した。
76分には本田がエリア手前から狙ったシュートがDFの足に当たって枠に向かったが、GKがファインセーブで弾き出す。そのままビクトリーはゴールを奪えず、開幕戦は黒星スタートとなった。
【得点者】
28分 1-0 本田圭佑(ビクトリー)
40分 1-1 デ・ラート(シティ)
70分 1-2 マグリー(シティ)
【了】