浦和レッズが鹿島アントラーズに勝利【写真:Getty Images for DAZN】
明治安田生命J1リーグ第30節の7試合が20日に行われる。16時キックオフの試合では浦和レッズと鹿島アントラーズ、湘南ベルマーレと北海道コンサドーレ札幌が対戦した。
前節終了時点で3位の鹿島と、4ポイント差で6位の浦和との対戦は、来季AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得を争う直接対決。混戦となっている3位争いの行方に大きな影響を与える可能性がある一戦となった。
38分にはアウェイの鹿島が先制。左サイドの山本脩斗からのクロスにファーサイドで西大伍が合わせ、右足ダイレクトでシュートを突き刺した。前半は鹿島が1点のリードで折り返す。
だが後半には浦和が反撃に転じる。52分には左CKから柏木陽介の上げたボールに岩波拓也が頭で合わせて同点ゴール。さらに60分、宇賀神友弥からパスを受けた武藤雄樹がエリア手前でのターンから強烈な左足シュートをゴール右に突き刺して逆転に成功した。
後半アディショナルタイムの93分には武藤が自身2点目を加えて勝利を決定づけた。浦和は鹿島と1ポイント差にまで迫り、残り4試合での3位争いは大混戦が続く形となった。
降格圏付近から遠ざかりたい湘南と3位浮上を目指す札幌の一戦は39分、梅崎司のパスから山﨑凌吾が決めて湘南が先制。だが後半立ち上がりの50分にはCKからポストに当たったボールを最後はジェイが押し込んで札幌が追いついた。
60分にはFKのサインプレーから杉岡大暉が決めて湘南が再び勝ち越す。だが76分には都倉賢のスルーパスからチャナティップがシュートを放ち、札幌が再び同点に。そのまま2-2のドローに終わった。札幌は浦和と同じく3位鹿島と1ポイント差だが、1試合を多く残している。
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