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Jリーグ 6年前

レイソル、痛恨の敗北。リーグ最強の右サイドは光明だが・・・伊東純也と小池龍太をどう活かすか

明治安田生命J1リーグ第30節が19日に行われ、柏レイソルは名古屋グランパスに0-1で敗れた。前半立ち上がりの決定機をモノにできず、相手に盛り返されると追いかける展開を強いられている。また、チームの拠り所にして最大の武器である右サイドも、次第に威力が薄れていった。(取材・文:青木務)

text by 青木務 photo by Getty Images for DAZN

柏はゴールのチャンスは何度も作ったが・・・

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伊東純也と小池龍太【写真:Getty Images】

 決めるべきところでゴールを奪えず、守るべき場面でネットを揺らされた。柏レイソルは再び足踏みを強いられている。

 前節・サンフレッチェ広島戦で勝利し、JリーグYBCルヴァンカップ準決勝では敗退したとはいえ躍動感溢れるゲームを披露。平塚での激闘から中4日とはいえ、掴んだ手応えがまだ鮮度を保っているうちに名古屋グランパスとの一戦を迎えたことはポジティブな要素だったはずだ。

 しかし、結果的に勝ち点3を積み上げることはできなかった。個々が持ち味を発揮し、ビッグチャンスもあった。中村航輔の離脱以降、ゴールマウスを守り続けている桐畑和繁もチームを勇気づけるシュートストップを見せた。それでも試合後、選手たちは落胆していた。勝ち点を積み上げることはできなかった。

 当然、90分を通してのパフォーマンスが重要になるが、流れに乗った前半立ち上がりにスコアを動かせなかったことは悔やまれる。開始4分、高木利弥が左サイドを抜け出すと、折り返しを江坂任が合わせる。11分には右サイドで複数の選手が絡んでボールを動かすと、最後は大谷秀和が左足でシュートを放つ。しかし、これは名古屋のGKランゲラックのセーブに阻まれた。

 前半の入りで相手を上回ったレイソルだったが、攻め込みながらも歓喜は訪れない。次第に攻撃が単調になると、名古屋に息を吹き返すきっかけを与えてしまった。

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