デイビッド・モイーズ【写真:Getty Images】
昨季までマンチェスター・ユナイテッドの主将を務めていたマイケル・キャリック氏が、デイビッド・モイーズ氏が同クラブの指揮官に就任したときのことを振り返った。英紙『デイリー・メール』が伝えている。
モイーズ氏は2013年、アレックス・ファーガソン氏が去ったあとでユナイテッドの指揮官を務めるという大役を任された。しかし、1シーズンを持たずに退任となり、成功を収めることができていない。
キャリック氏は自叙伝の中で「デイビッドとはうまくいっていた。彼について悪く言ったことはない」と前置きしつつ、「デイビッドが最初のミーティングで言ったことを覚えている。彼は僕たちに、『自分はもっとチームを良くできる。昨季優勝したことは知っているし、見てきた。もっと君たちを走らせることができる』と言ったんだ」とコメントし、こう続けた。
「彼は向上するために僕たちの弱点を探した。そしてさらに上のレベルに導こうとしたね。それが正しい方向で伝わらなかったんじゃないかなと思うよ」
2013/14シーズンのプレミアリーグを7位で終えたユナイテッドは、今も苦しい時期が続いている。
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