韓国が勝ったウルグアイ。日本は対抗できるのか?
FIFAランキング5位の強豪を先に窮地へと追い込んだのは韓国だった。12日の午後、韓国代表がソウルでウルグアイ代表に2-1で勝利を収めたのは記憶に新しい。
彼らに時差ボケの影響があったのも確かだ。だが、だからといってウルグアイが手強い相手ではなかったということではない。エディンソン・カバーニやディエゴ・ゴディンが攻守を司るチームは紛れもなくトップクラスだった。
また、韓国のベストイレブンにも欧州でプレーする選手が大勢いた。それゆえに言い訳にはできるまい。韓国のプレーのクオリティ自体も高かった。ファン・ウィジョなどの動きは鮮やかなものだった。この一連の動きがあったからこそ掴み取った勝利だった。
韓国の試合のおかげで日本とウルグアイの戦いに向けた期待度はより高まった。韓国国内でも「韓国が勝ったウルグアイが日本相手にどれほどの試合をするのか」という純粋な疑問も湧き上がった。同じ相手にチャレンジできることの醍醐味であろう。なおウルグアイは日本戦に向けて3日間調整することができた。つまり、時差ボケから脱するに必要な時間ができたということだ。韓国との試合を通じてある程度の実戦感覚も戻ったはずだった。
日本は16日にウルグアイと、紛れもない接戦を演じた。韓国代表FWファン・ヒチャンの元同僚で、韓国でもよく知られたMF南野拓実が2ゴールを叩き込むなど大活躍。さらには中島翔哉や、昨年のU-20ワールドカップで韓国のファンに名を知られた堂安律もウルグアイの守備をものともせず躍動した。ロシアワールドカップ以来の日本代表復帰を果たした大迫勇也もゴールを決めた。