本田圭佑【写真:植田路生】
オーストラリア1部のメルボルン・ビクトリーに所属し、カンボジア代表GMでもある32歳の本田圭佑が18日に記者会見を行なった。
陸上競技から引退したあとプロサッカー選手を目指し、トライアルとして今年8月からオーストラリア1部のセントラルコースト・マリナーズの練習に参加しているウサイン・ボルト氏(元陸上金メダリスト)。近日中にプロ入りし、11月11日のメルボルン対マリナーズの試合に出場する可能性もある。本田は「素晴らしい歴史を築いてきた人物で、そういう方がサッカー界に関わってくれるというのは、サッカーファンにとっても良いことなんじゃないかなと思いますし、もちろんオーストラリアのサッカー界にとっても十分チャンスだと思っています」と語った。
メルボルン・ビクトリーは現地時間20日にメルボルン・シティとの“ダービー”を控えている。この試合に向けて本田は「残り1日しっかり練習して、自分の力をどれだけ出せるかということが楽しみで仕方ないです」と語っている。オーストラリアで成し遂げたい目標に関しては「優勝ですね」とし、「簡単な目標ではないと思うんですけど、幸いプレーオフルールがオーストラリアにはあるということで、プレーオフに入って勝負に勝てれば…。とにかくリーグで1位になりたいなと思っています」とコメントしている。
取材:植田路生(メルボルン)
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