10位:イタリアに現れた新たな大器
FW:ピエトロ・ペッレグリ(イタリア/モナコ)
生年月日:2001年3月17日(17歳)
身長188cm 体重80kg
利き足:右
昨季リーグ戦成績:6試合2得点0アシスト(ジェノア)
市場価格:800万ユーロ(約10億円)
15歳280日でセリエAデビューを飾り、16歳184日で初の1試合2ゴールを達成(セリエA史上最年少記録)するなど、ジェノア所属時に鮮烈な活躍をみせたイタリアの大器。身長はFWとしては大柄な188cmのため、空中戦にも強く、ポストプレーの上手さも光る。
数々のビッグクラブが興味を示したが、ペッレグリは昨冬、2500万ユーロ(約32億円)という16歳には異例の移籍金を支払ったモナコに移籍を決断。最近は怪我の影響で目立った活躍をみせることはできていないが、将来のアッズーリを背負うだけのポテンシャルを秘めていることは確かだ。
9位:エジルの後継者
MF:カイ・ハフェルツ(ドイツ代表/レバークーゼン)
生年月日:1999年6月11日(19歳)
身長186cm 体重77kg
利き足:右
昨季リーグ戦成績:30試合3得点9アシスト
市場価格:3500万ユーロ(約44億円)
レバークーゼンが誇るドイツの新たな司令塔。的確なボール捌きと繊細なタッチはまるでメスト・エジルのようだという声も挙がっており、同選手の正統な後継者だという声も多々ある。19歳ながらすでにドイツ代表デビューも飾っているなど、将来の同国代表の中盤を支配する存在となり得るだろう。フィニッシュの精度にはやや改善が必要だが、今後の成長が楽しみな選手であることは間違いない。
8位:父はオランダの英雄
FW:ユスティン・クライファート(オランダ代表/ローマ)
生年月日:1999年5月5日(19歳)
身長171 体重66kg
利き足:右
昨季リーグ戦成績:30試合10得点5アシスト(アヤックス)
市場価格:1500万ユーロ(約19億円)
父にオランダの英雄・パトリックを持つオランダの新たなエース候補こそ、ユスティン・クライファートである。偉大な父は典型的なストライカーだったが、息子・ユスティンはスピードに乗ったドリブルを得意とするサイドアタッカーだ。
アヤックスで名を馳せた同選手は今夏、イタリアの名門・ローマに移籍を決断。同クラブでの序列は決して高くはないが、途中出場でも違いを生みだしてくれる頼もしい存在だ。数々の若手を育て上げてきたエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督の下、どのような成長を遂げるのか。注目が集まる。