スペイン代表のセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】
スペイン代表のDFセルヒオ・ラモスは、イングランド代表のFWラヒーム・スターリングの足を踏みつけたとして批判された一件で、“証拠映像”を用いて無罪を主張した。
スペイン代表とイングランド代表は現地時間15日に行われたUEFAネーションズリーグの試合で対戦。この試合の中でラモスがスターリングの足を踏んだように見えた場面があったとして、イングランドサポーターなどから非難の声が上がっていた。
イングランドサポーターのSNSなどで拡散された映像では、ペナルティーエリア内に座り込んだスターリングの足の付近にラモスが近づき、踏みつけたようにも見えた。「意図的に見える」という声もあった。
だがラモスは17日に自身のツイッターアカウントで同じ場面の別角度の動画を投稿。ラモスはスターリングの体の横に足をついており、多少の接触はあるが踏みつけていないのは明らかだ。「これ以上何も言うことはない」とラモスは短いコメントを添えている。
レアル・マドリーの一員としてリバプールと対戦した昨季のチャンピオンズリーグ決勝でも同様の一件があった。ラモスはリバプールのFWモハメド・サラーを引き倒して負傷させたとして批判されたが、別角度の映像ではサラーの方がラモスの腕を掴むようにして転倒したことが示されていた。
【了】