アーセナル前監督のアーセン・ヴェンゲル氏【写真:Getty Images】
昨季限りでアーセナル監督を退任したアーセン・ヴェンゲル氏は、1月から監督業を再開することに意欲を見せ、日本へ戻ることも可能性のひとつであることを示唆した。独紙『ビルト』が17日付でインタビューを伝えている。
ヴェンゲル氏はかつて日本の名古屋グランパスエイトで監督を務めたあと、1996年にアーセナル監督に就任。22年間に及ぶ長期政権を築き、3回のプレミアリーグ優勝など合計17のタイトルをクラブにもたらした。
現在はフリーとなっているが、早ければ年明けにも新たな仕事を開始したいと考えているようだ。「1月1日からまた始めると思う。もう十分に休んで、再び仕事をする準備はできている」と語った。
世界各地のクラブチームや代表チームから監督就任の打診を受けているというヴェンゲル氏は、日本復帰の可能性も示唆。「各国協会や代表チーム(からの誘い)もある。日本になるかもしれない。世界中から打診がある」と話している。
今月22日には69歳となるが、新たな挑戦に向けて意欲的な姿勢を見せているヴェンゲル監督。来季23年ぶりに日本のクラブで指揮を執る可能性もあるのかもしれない。
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