日本代表の柴崎岳【写真:Getty Images】
【日本 4-3 ウルグアイ キリンチャレンジカップ2018】
日本代表は16日、キリンチャレンジカップ2018でウルグアイ代表と対戦し、4-3で勝利を収めた。
激しい打ち合いとなったこの一戦。この日、74分までプレーした柴崎岳は「しっかりバランス取りながら、結構前線の選手が仕掛けていってくれるタイプだったので、僕や(遠藤)航のところである程度2次攻撃を展開したり、相手のカウンターを防いだりとかという部分を意識してやりました」と試合を振り返っている。
所属するヘタフェでは、満足のいく出場機会を得られず苦しんでいる柴崎。「試合をね、シーズン中回せていないので、そういった部分の勘というか、試合の中で多少はありましたけど」と話すなど、やはりそういった点には苦戦していた。ただ、「もっともっと自分としてはできるかなというレベルではありますし、これからさらに上げていくことができるかなと思います」ともコメントしている。
ダブルボランチのコンビを組んだ遠藤とは「よく話した」と述べる背番号7。守備時の意識は「10番の選手(ジョルジアン・デ・アラスカエタ)がトップ下タイプの選手だったので、そこをしっかりと警戒しながら前のダブルボランチのところにしっかりプレッシャー行けるように。それもフォワード2枚とうまく連動した守備もできたので」と話し、「悪いシーンというか、もっと改良しなければいけないシーンはありましたけど、全体的には良い、うまく守れたかなというシーンの方が記憶にあります」と結果的には3失点を喫したものの、おおむね守備時の対応には満足している様子だ。。
ロシアワールドカップを経験した柴崎。今回のシリーズは、W杯時とは違い、前線の選手が大幅に入れ替わっている。その点について同選手は「前線のタイプが違うので,僕自身のプレーもちょっとずつ変えなければいけないとは思いますし、そこは一緒にプレーする選手によって、出すパスの種類とか、バランス考えたりとか、しっかり順応すればいいかなと思います」と述べる。
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