ローマのジェンギズ・ウンデル【写真:Getty Images】
ローマに所属するトルコ代表のFWジェンギズ・ウンデルにバイエルン・ミュンヘンが興味を持っているようだ。
バイエルンの両サイドは長らくFWアリエン・ロッベンとMFフランク・リベリが務めてきた。しかし両選手とも30代中盤となりクラブはFWセルジュ・ニャブリをレンタル先のホッフェンハイムからチームに呼び戻したがこれまでのところジョーカー的な役割のみで脅かす存在にはなっていない。またフランス代表のFWキングスレー・コマンもサイドのプレーヤーながら度重なる怪我で現在も戦線離脱をしている。
そんな状況のなか、バイエルンは21歳のウンデルをリストアプしていると伊紙『ガゼッタデッロスポルト』が報じている。同紙によると、バイエルンはウンデルを既に長期間に渡り調査しており年俸次第では移籍もあり得ると伝えている。
ウンデルはセリエA1年目の昨季はリーグ戦26試合に出場し7得点1アシストを記録した。また今季はこれまで6試合に出場するなどレギュラーの座を獲得している。
現在のバイエルンはリーグ6位と史上初のブンデスリーガ6連覇を成し遂げた昨季までの絶対的な強さは影を潜めている。6000万ユーロ(約78億円)ともされる移籍金もバイエルンなら不可能ではないと見られており今後も調子が上がらなければ冬の移籍市場で動きを見せる可能性はあるかもしれない。
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