レアル・マドリーのルカ・モドリッチ【写真:Getty Images】
インテルは、冬や来夏の移籍市場でレアル・マドリーのクロアチア代表MFルカ・モドリッチの獲得に再挑戦するとみられている。伊紙『コッリエレ・デッロ・スポルト』が伝えた。
2012年から所属するマドリーで4回のチャンピオンズリーグ優勝などに貢献してきたモドリッチは、今年のロシアワールドカップでもクロアチア代表を初の決勝進出に導いた。その活躍により大会MVPを受賞するとともに、国際サッカー連盟(FIFA)による年間最優秀選手にも選出されている。
今夏にはインテルへの移籍の可能性が盛んに取りざたされていたが、実現には至らずマドリーに残った。だがインテルはまだ獲得を諦めてはいないようだ。
今季から就任したマドリーのフレン・ロペテギ監督は、ワールドカップ後の疲労や33歳という年齢を考慮してかモドリッチをフル出場させないケースが多く、両者の間では「フィーリングが合っていない」とみられている。また、フロレンティーノ・ペレス会長との関係も「冷めている」とみられることから、インテルは獲得への期待を抱いているという。
今季低調なマドリーがシーズン終了後に改革に踏み切ることになれば、インテルのモドリッチ獲得へのさらなる後押しになるかもしれない。冬の獲得は難しいとしても、少なくとも来夏には望みがあるとインテル側は考えているようだ。
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