イタリア代表がポーランド代表に勝利【写真:Getty Images】
UEFAネーションズリーグ・リーグA第4節の試合が現地時間14日に行われ、イタリア代表がポーランド代表にアウェイで1-0の勝利を収めた。この結果、ポーランドは次回大会でリーグBに降格することが決定している。
2年に1回開催されるネーションズリーグでは、欧州の代表チームをリーグAからリーグDまでの4つのディビジョンに分けており、毎回の成績によって昇格・降格が行われる。第1回の開催である2018/19大会のリーグ分けは欧州サッカー連盟(UEFA)の代表チームランキングにより決定された。
ロシアワールドカップで日本代表とも対戦して勝利を収めたポーランドは、ランキング9位でリーグAに振り分けられた。だが9月の初戦でイタリアと引き分けたあと、今月11日に行われた試合ではホームでポルトガルに敗れていた。
イタリアにも敗れたことでポーランドは3試合を終えて勝ち点1。最終節にポルトガルとのもう1試合を残しているが、勝ったとしてもグループ最下位を脱出することはできないため、リーグAからの“降格第1号”となった。
他のグループではランキング1位のドイツや、小国ながらも近年健闘が目立つアイスランドなどが降格の危機に立たされている。ロシアワールドカップでベスト4に入ったイングランドと準優勝のクロアチアもどちらかが降格することになるかもしれない。
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