ポルティモネンセの中島翔哉【写真:Getty Images】
スペイン1部のセビージャは、ポルトガル1部のポルティモネンセに所属する日本代表MF中島翔哉の獲得を狙って情報収集を進めているようだ。セビージャ地元紙『エスタディオ・デポルティボ』が14日付で伝えている。
昨季からポルトガルで活躍を続ける中島には、欧州各国の複数クラブが関心を示しているとみられる。リーガエスパニョーラで首位に立つセビージャも、ポルティモネンセのホームゲームに毎回スカウトを派遣しているという。
ポルティモネンセのクラブ関係筋から得たとする情報によれば、中島の契約解除金は2000万ユーロ(約26億円)に設定されていると『エスタディオ』は伝えている。今年1月に1000万ユーロから2倍に引き上げられたとのことだ。一方、ポルトガルメディアでは2000万ユーロから4000万ユーロ(約52億円)に引き上げられたとの報道もある。
ポルトガルの強豪スポルティングCPと対戦した前節の試合では、中島は2ゴール2アシストの大活躍を見せた。「小柄だが競り合いに強く、刺激的でプレーが非常に速く、よくプレーに参加する。ワンタッチでのプレーも正確な方向転換も可能で、低いパスも高いパスも通し、セットプレーも得意」とセビージャ地元紙は中島の多彩な能力を絶賛している。
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