現メンバーでの最強布陣で
12日のパナマ戦(新潟)を3-0で勝利し、翌日のトレーニング後、16日の次戦の地・埼玉へ移動してきた日本代表。2日後のウルグアイ戦に向け、14日夕方から再始動したが、右足首の捻挫で13日の練習を欠席した伊東純也も合流。再び23人全員が揃った。
森保一監督体制2戦連発のスピードスターは別メニューながらもスパイクを履いて走っていて、試合出場は大丈夫そうだ。他にコンディション面に問題を抱える選手もいないため、指揮官も現状でのベストメンバーを選択できる状況と言っていい。
今回はパナマ戦に出ていない2018年ロシアワールドカップ主力組の長友佑都、吉田麻也、酒井宏樹の3人が先発出場するはずだ。ウルグアイは12日の韓国戦には1-2で敗れたものの、FIFAランク5位の強豪。日本の最強陣容で行かなければ勝機を見出せない。
このため、スタメンはGK東口順昭、DF(右から)酒井、三浦弦太、吉田、長友、ボランチ・柴崎、遠藤航、右MF堂安律、左MF中島翔哉、セカンドトップ・南野拓実、FW大迫勇也という顔ぶれが濃厚。ロシア組と若い世代の融合の本格的な第一歩と言えるチーム構成になるはずだ。
ロシア組最終ライン3人衆にとっては、このウルグアイ戦が新体制のリスタートとなる。その中の1人である酒井宏樹は「まだ4年後は全然考えられないけど、1試合ずついいプレーをしていければいい」と地道にキャリアを積み重ねていく考えだ。
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