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アジア 6年前

今すぐJリーグに呼ぶべきアジアの新星は誰か? 各国に精通する記者が若手有望株を厳選【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 宇佐美淳 photo by Getty Images

J移籍なら新たな熱狂を生む可能性も

アマン・トゥ
ポリス・テロFCに所属するアマン・トゥ【写真:Getty Images】

FW:アウン・トゥ(ミャンマー/ポリス・テロFC)

 母国を初のU-20ワールドカップ出場(2015年、ニュージーランド)に導いたミャンマー代表のFWアウン・トゥは今年、ミャンマーのヤダナボンFCから期限付き移籍でタイリーグ1部のポリス・テロに加入した。

 すると足元の高いテクニックと鋭いドリブルなどを武器に、ゴール、アシストを量産。前半戦だけで10ゴールを記録するなど、チームの主力として活躍した。Jリーグのクラブも関心を持っており、来季の去就が注目されている。ただ、後半戦は厳しいマークに遭い、チームも失速。1ゴールのみにとどまった。

 ミャンマーでは抜群の知名度を誇る。多くのミャンマー人労働者が働くタイでも、試合後にミャンマー人サポーターが記念撮影やサインをもらうために待ち構えるなど、その人気は大きな話題となった。仮にJリーグへの移籍が実現すれば、平均年齢が30歳にも満たない若いミャンマー国民の間で、熱狂的なブームを生む可能性はある。

(文:長沢正博)

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