マンチェスター・シティのフィル・フォデン【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティに所属するU-21イングランド代表MFフィル・フォデンに欧州他国の複数クラブが関心を示し、シティとの契約交渉の行方を注意深く見守っているようだ。英紙『ミラー』などが伝えている。
現在18歳のフォデンは昨年のU-17ワールドカップでイングランドの優勝に大きく貢献し、大会MVPに選ばれた逸材。シティでも将来のスター選手として大きな期待を集めている。
しかし、2020年夏に満了するシティとの契約の延長に向けた交渉は進展していない模様。ドイツのボルシア・ドルトムントやRBライプツィヒ、フランスのパリ・サンジェルマンがその状況を注視しているという。
契約が満了した選手はフリーでの獲得が可能だが、フォデンを獲得するにはシティに育成費を支払う必要がある。それでも20万ユーロ(約2600万円)前後という、有望な若手選手としてはきわめて安い“バーゲン価格”だ。
ドルトムントに移籍すれば、U-17代表でもチームメートだったMFジェイソン・サンチョと再び共演することになるかもしれない。シティとしてはなんとか新契約を交わして才能流出を食い止めたいところだろう。
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