ローマ【写真:Getty Images】
セリエAの名門チームであるローマが経営難に陥っている。負債額が2億1880万ユーロ(約284億円)に達したと、11日に伊メディア『Il Sole 24 Ore』が報じた。
同メディアによると、今年の損失額は2250万ユーロ(約33億円)で、昨年の損失額4230万ユーロ(約55億円)に比べて減っているという。チャンピオンズリーグ(CL)で準決勝まで進んだことにより9840万ユーロ(約128億円)の収入が入り、テレビ放映による収入も増加。チケット収入も増えたことが影響しているようだ。
しかし、負債額は昨年の1億9250万ユーロ(約250億円)から2億1880万ユーロ(約284億円)に増えたとのこと。主な原因は人件費。ラジャ・ナインゴランやケビン・ストロートマン、GKアリソンなど主力を売却したが、それでも人件費は1億4500万ユーロ(約188億)から1億5880万ユーロ(約206億円)に増えた。その他の費用も重なり、負債額は増加の一途を辿っている。
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