南野拓実【写真:Getty Images】
日本代表は10日、国際親善試合のパナマ戦に向け新潟市内で合宿を行った。
オーストリア1部レッドブル・ザルツブルクに所属するFW南野拓実は、来年のアジアカップまでのサバイバルに勝ち残ることを目標に掲げ、こう語った。
「今回さらに質の高い選手ばっかりなので、自分の特徴をしっかりアピールできればいいかなと思います。1つのチームが新しくなった中でのみんなが目指している目標というか、1つの大会なので、そこで試合に出たいし、メンバーに入って行きたい」
今回はロシアワールドカップのメンバーが加わることにより、ポジション争いが激化する。南野は「ワールドカップでやってる選手、行ってた選手は質が高いし、全ての能力が高い」と海外組の能力を分析した。
試合では選手との距離感が大事だと感じる南野は、「今日の練習でも自分が意識していたのは一緒に組む選手との距離感とかどういうプレーが相手は得意で、というのも話し合ったりして、そういうお互いの良さを引き出していければいいなと思う」とイメージを膨らませた。
前回のコスタリカ戦で、堂安律や中島翔哉と好連係を見せた。「2人はボール持てるし、技術が高い選手」と南野は評する。
そして、「自分はまだ何も残してないし、何も成し遂げてないので、今の自分としてはアジアカップのメンバーに残るために合宿でもしっかりアピールし、自分の良さも知ってもらって、それを試合で出していき、次のメンバーに呼ばれるように」と自分自身がアピールしていくことも明確に示した。
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