パナマ代表は12日に日本代表との国際親善試合に臨む【写真:Getty Images】
日本代表との国際親善試合のために来日しているパナマ代表だが、12日の試合当日に万全の状態を整えるのは難しいかもしれない。
パナマ代表は9日から新潟県内で調整を開始し、10日に2回目のトレーニングを開始した。その様子を同国サッカー連盟公式サイトが伝えている。
アジアツアーのために21人を招集したパナマ代表だが、来日前にベテランMFガブリエル・ゴメスが招集を辞退した。そのため20人で試合に臨むようだが、初回の練習には全員が揃わず。10日からはGKルイス・メヒア、MFアルマンド・クーパー、DFアドルフォ・マチャードが合流した。
しかし、これでもまだ全員集合には至っていない。連盟公式サイトによれば、ボリビアでプレーしているロランド・ブラックバーンが10日の夕方に日本到着予定で、ベネズエラでプレーしているミゲル・カマルゴは日本戦前日の11日夜に合流すると発表されている。
時差ぼけなどのコンディション調整が必要であることを考えれば、少なくともブラックバーンやカマルゴは決して万全とは言えない中で日本戦を迎える。後者は11日19時から予定されている前日練習に参加することも難しそうな状況である。
今回の招集メンバーの半数以上をロシアワールドカップに出場したメンバーが占めるものの、同大会限りで長くチームを支えた30代のベテラン選手たちが代表引退を表明。次の時代へと歩み始めたパナマ代表がどれほどの状態で日本戦に臨めるかは未知数だ。
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