初の日本代表選出となった清水エスパルスの北川航也【写真:Getty Images】
今月12日に行われるパナマ代表との国際親善試合に向けた日本代表合宿が8日、新潟市内で行われた。
清水エスパルスに所属するFW北川航也は怪我の小林悠に代わり初の日本代表選出となった。「小さい頃から目標でもあったので、やっぱエスパルスから日本代表に出るってことが自分の目標でもあった」と練習後に心境を語った。
今回はロシアワールドカップで戦ったメンバーも入って来る中での合宿だ。「緊張しますね」と言いながらも「自分にプラスになることしかないと思うので、コミュニケーション取っていければと思う」と積極的にチームに溶け込む姿勢を見せた。
現在22歳の北川だが、今回の代表には南野拓実や三浦弦太など同世代も選ばれている。「近い年代の選手たちがああやって攻守において躍動してる姿を見たら、自分もそこでやりたいって気持ちにもなるし、自分もそこに入って活躍したいって気持ちにもなった。だからこそチームで結果を残し続ける、やるべきことをやり続けるっていう継続性がつながったのかなと思います」と刺激を受けていたようだ。
エスパルスでは現在レスター・シティで活躍する岡崎慎司以来の代表選手となった。「中学の時に見てましたね。同じポジションでまず同じチームに日本代表がいるってことと、エスパルスから日本代表が出てくれたっていう嬉しかった」と当時を振り返った北川は「岡崎選手は気持ちでサッカーやってきてるし、そういったところは手本に練習してきてます」と偉大な先輩に追いつくためにもまずは今回の合宿で代表定着へアピールをしたいところだ。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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