メルボルン・ビクトリーの本田圭佑【写真:Getty Images】
メルボルン・ビクトリー所属の本田圭佑は、ツイッターの公式アカウントで世界の貧困率についての質問を投げかけた。貧困問題についての問題提起を行う意図によるものと思われる。
本田は7日にツイッターで「世界の人口のうち、極度の貧困で暮らす人の割合は、過去20年でどう変わったでしょう?」と英語による質問を投稿。続いて日本語訳もツイートした。
ツイッターの投票機能を用いて、「約2倍」「あまり変わっていない」「約半分」の3択での投票が行われている。1万票あまりが集まった時点では「2倍」が約45%で最多、「変わっていない」が約36%、「半分」が最少の約19%となっている。
世界銀行による統計データによれば、国際貧困ラインとして設定された1日1.90ドルで生活している貧困層の割合を1996年と2015年で比較すると29.40%から10%に減少している。いまだ世界で7億人以上が貧困に苦しんでいることになるが、クイズの正解は「半分」のようだ。
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