鎌田大地【写真:Getty Images】
【シント=トロイデン 3-1 ムスクロン ベルギー1部第10節】
シント=トロイデンは現地時間6日、ベルギー1部リーグ第10節でムスクロンをホームに迎え、2-1の勝利を収めた。冨安健洋と鎌田大地がフル出場。遠藤航は65分から途中出場している。
前節はアンデルレヒトと引き分けたものの、リーグ戦4試合で3勝1分けと好調のシント=トロイデンは、最下位相手に良いスタートを切る。27分、PKで先制に成功すると、40分には相手DFボヤが危険なファウルで退場となり、数的優位を得た。
だが、その直後に失点して、1-1で折り返した。
後半はしっかり勝ち越したいシント=トロイデンだったが、数的優位に立った油断からか、軽い守備で相手に決定機を許す危険な場面も。
それでも65分に遠藤らを投入したシント=トロイデンは、勝ち越し点に迫っていく。71分、鎌田のスルーパスに抜け出したボリがゴールネットを揺らしたが、わずかにオフサイドで得点は認められない。
10人の最下位チーム相手に勝ち点1では満足できないシント=トロイデン。時間の経過とともに前がかりになるが、焦りも見えてくる。
それでも84分、シント=トロイデンがようやく均衡を破った。左からのCKをファーで遠藤が頭で折り返し、味方がヘディングシュート。これはライン際でGKが触るも、こぼれ球をボリが押し込んだ。
さらに試合終盤、クロスボールに走り込もうとした鎌田がゴール前で倒され、VARでPKを獲得。このPKを鎌田が自ら決めて3-1とし、シント=トロイデンが勝利を収めた。
【得点者】
27分 1-0 ボタカ(シント=トロイデン)
42分 1-1 ゴドー(ムスクロン)
84分 2-1 ボリ(シント=トロイデン)
90+2分 3-1 鎌田大地(シント=トロイデン)
【了】