ロサンゼルス・ギャラクシーのズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
MLS(メジャーリーグサッカー)のロサンゼルス・ギャラクシーに所属するFWズラタン・イブラヒモビッチは、古巣ミランに復帰する可能性があるとも噂されている。代理人は可能性を否定はしていない。
今月3日で37歳となったイブラヒモビッチだが、アメリカでは年齢を感じさせない活躍を見せ、MLSで24試合に出場して20ゴールを記録。ギャラクシーとの契約はあと1年残しているが、今季限りでの退団も示唆している。
故郷のクラブであるスウェーデンのマルメから復帰のオファーを受けたことも認めていたが、ミランへの復帰の噂も浮上。かつてのデイビッド・ベッカム氏などと同じ形で、MLSのオフシーズン中に短期レンタルでミランに加入する可能性があるという話も伝えられた。
だがミランのテクニカルディレクターを務めるレオナルド氏はこの噂を否定。イブラヒモビッチ獲得を検討したことは認めつつ、「はっきり言って今は可能性がない」とイタリア『スカイ・スポーツ』に語っていた。
しかし、イブラヒモビッチの代理人を務めるミーノ・ライオラ氏は古巣復帰の可能性も否定していない。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが同氏のコメントを伝えている。
「以前にはクラブが存在していなかった。今は真剣なオーナーがいる」とライオラ氏はミランの新体制を評価。その上で、「どういう条件で彼を欲しいのかを把握しなければならない」と述べ、条件次第で交渉に応じる姿勢を見せている。
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