「子供達は僕達の姿を見ていると思うので頑張らなきゃ」
――何度かプロモーションの話題が出ていますが、アンコールタイガーは地元の子供達にボールをプレゼントする「ワンチャイルドワンボール」など地域貢献活動も積極的に行われています。そうした活動を選手達はどう思っていますか?
タオ「僕は小さい時、貧しくてボールを買えなかった。壊れたボールを自分で修理したりして使ってた。そういう時代を振り返ると、ちゃんとしたボールをもらって喜んでいる子供達の姿を見るのは嬉しい。いい時代になった。みんな、ラッキーだなって(笑)」
セイハー「これをきっかけにみんながサッカーを好きになってくれたら嬉しいよね。プロサッカー選手でも何でもいいので夢をもって欲しい。子供達は僕達の姿を見ていると思うので頑張らなきゃ」
――少しプライベートについても伺わせてください。アンコールタイガーF.C.の選手の皆さんはオフの時間は何をして過ごしていますか?
キャメルン「やっぱりアンコールワット。遺跡だけじゃなくて、近所にある料理屋さんも美味しいのでおススメですよ。あとは釣りをしますね」
チョーイ「僕も釣りが好き。ちょっと待って、釣った魚の写真見せるから」
セイハー「カンボジアの釣りはその場で焼いて食べちゃうことが多いんですよ」
キャメルン「今度、またシェムリアップに来る時はいいスポットにお連れしますよ」
――シェムリアップの若い人は皆、釣りをするのですか? 他に流行があれば教えてもらいたいです。
キャメルン「いや、皆はしないです(笑)。ただ、シェムリアップは町が小さいから行くところはあまりないんです。若者はコーヒーショップにいきますね。そこでゲームしたり、会話したり」
セイハー「アンコールタイガーの試合を観たらいいのにね」
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