ロリス・カリウス【写真:Getty Images】
リバプールからベシクタシュにレンタルで加入しているGKロリス・カリウスは、まだ悪い流れを断ち切れていない。リバプール地元メディアの『リバプール・エコー』は「悪夢は終わっていない」と伝えた。
昨季のチャンピオンズリーグ(CL)決勝で大きなミスが続いたカリウスは、試合後に涙を流した。その夏にリバプールはGKを補強。プレシーズンでミスが目立ったカリウスは、レンタルでトルコに移っている。
2年間のレンタルで自信を取り戻したいカリウスだったが、ヨーロッパでの悪夢は繰り返された。現地時間4日に行われたヨーロッパリーグでベシクタシュはマルメと対戦し、0-2で敗れている。
この試合の最初の失点に関与したのがカリウスだ。左サイドからのクロスボールが味方をかすめてゴールに直接向かってくると、カリウスは十分に間に合うタイミングに見えた。だが、伸ばした右手はボールに触れず。そのままゴールに入ってしまった。
CL決勝に比べれば些細なミスかもしれないが、今回の失点で周囲も本人も過去の失態を思い出してしまうもの。カリウスが完全に立ち直るのは、いつになるだろうか。
【了】