ジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督が現地時間5日、記者会見を行った。異例の会見は、あっという間に終わってしまったという。英『スカイ・スポーツ』などが伝えた。
ユナイテッドはプレミアリーグ前節のウェスト・ハム戦を落とし、勝ち点を積み重ねられなかった。開幕7試合で勝ち点10は、過去29年間でワーストの記録。ミッドウィークのチャンピオンズリーグ・バレンシア戦も引き分けに終わり、白星からしばらく遠ざかっている。
ユナイテッドは通常、リーグ戦に向けた会見を13時ごろから行うことが多い。しかし、5日の会見は午前8時のスタート。外はまだ薄暗く、“出待ち”のファンはごくわずかだったと『デイリー・メール』は伝えている。
モウリーニョ監督はこの会見で不振の理由を問われると、「さまざまな理由がある」と返答。その後もモウリーニョ節はさく裂せず、簡潔なコメントに終始し、会見は質問6つ、時間にして3分30秒ほどで終わったという。
6日のニューカッスル戦で勝利を逃すことになれば、1999年以来となるホーム5試合勝ちなしとなるユナイテッド。開幕から未勝利が続くニューカッスルから勝ち点3を獲れなければ、事態はより深刻になるはずだ。
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