マンU、悪化するチーム状況
マンチェスター・ユナイテッドが最近のサッカー界を賑わせている。ただ、“悪い意味”でだ。
ジョゼ・モウリーニョ監督体制3年目を迎えた同クラブは、10月3日現在でリーグ戦10位に低迷している。開幕節のレスター戦には勝利したものの、続く第2節のブライトン戦でいきなりつまずくと、第3節のトッテナム戦も0-3と完敗。新シーズン開幕早々に連敗を喫した。
その後、バーンリーやワトフォードには勝利を収めたものの、ウォルバーハンプトンに引き分け、カップ戦ではダービー・カウンティにPK負けを喫し、現地時間29日に行われたプレミアリーグ第7節ではウェストハムに1-3とこれまた完敗を喫したのだ。
そして、こうした不穏な空気はピッチ内だけに留まらず。
英『Sky Sports』はマンチェスター・Uの練習風景を公開。その動画には、仲間とハイタッチを交わしながら楽しそうにピッチに入ってくるポール・ポグバの姿が映し出されていた。ただ、モウリーニョ監督に何かを話かけられた瞬間、同選手の表情は一転して険しい顔つきへと変わったのだ。指揮官がポグバに対して何を発言したのかは定かではないが、二人の関係が良好ではないことは、同動画から見て取れた。
その動画が世界中で話題になると、今度はクラブ内でモウリーニョ派とポグバ派に分かれているという報道も出た。
もはやクラブ内の関係悪化は深刻化している。一部メディアはもはや修復不可能という見方もしているようで、ここからマンチェスター・Uが良い方向に向かうにはモウリーニョ監督を解任するしかないのではという意見もある。