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乾不出場のベティスが驚異の保持率82.51%。ペップ時代のバルサ超える大記録に

text by 編集部 photo by Getty Images

ベティス
乾貴士も所属するベティス【写真:Getty Images】

 リーガエスパニョーラのベティスは、先週末のレガネス戦でボール保持率「82.51%」という驚異的なスタッツを記録した。スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 ベティスは現地時間9月30日に行われたリーガ第7節の試合でホームにレガネスを迎えて対戦。終了間際の89分に1点を奪い、1-0の勝利を収めた。なおベティスの乾貴士はベンチ入りしたが出場はしなかった。

 スコアは1点差だったが、この試合のベティスは圧倒的にボールをキープ。スペイン紙によればボール保持率は実に82.51%という驚異的な数字が記録されたとのことだ。

 このボール保持率はアラベス戦のバルセロナ(78.83%)を上回り今季リーガの最高記録。それだけでなく、データの存在する2008/09シーズン以降のリーガにおける最高記録となった。

 これまでの最高記録は2010/11シーズンのバルサがレバンテ戦で記録していた82.22%。圧倒的なポゼッションとパスワークを武器に黄金時代を築いたジョゼップ・グアルディオラ監督のチームが到達した最高点だが、ベティスはその数字を上回った。

 1試合だけの偶然というわけでもない。今季リーグ戦でのベティスは平均でボール保持率64.9%を記録しており、これは欧州の主要5大リーグで3位。マンチェスター・シティ(67.3%)とバルサ(66.2%)に次いでおり、バイエルン・ミュンヘンやレアル・マドリー、チェルシー、パリ・サンジェルマン、ユベントスなどを上回っているという。

【了】

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