ペルー代表のパオロ・ゲレーロ【写真:Getty Images】
ブラジルのインテルナシオナウに所属するペルー代表FWパオロ・ゲレーロは、ドーピング陽性反応が検出されたことによる出場停止処分の凍結を求めていたが、スイス連邦裁判所に棄却された。英メディア『スカイ・スポーツ』などが伝えている。
ゲレーロはコカインの陽性反応が検出されたとして、今年5月にスポーツ仲裁裁判所から14ヶ月の出場停止処分を言い渡された。だがスイス連邦裁判所により処分の一時凍結が認められ、ロシアワールドカップにはペルー代表として出場することができた。
ワールドカップ後にはフラメンゴから同じブラジルのインテルナシオナウに移籍したゲレーロだが、出所停止処分の凍結は8月に解除された。そのため新天地でデビューを飾ることはまだできていない。
陽性反応が検出されたのはペルーで一般的なコカ茶に含まれる成分だと主張するゲレーロは、再度の処分凍結を要求していたが、スイス連邦裁判所はこれを棄却したことを2日に明らかにした。このままであればゲレーロは来年までプレーを再開できないことになる。
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