元ミランのカカー氏【写真:Getty Images】
昨年末限りで現役を引退した元ブラジル代表MFのカカー氏が、復帰を果たす可能性があるかもしれない。伊紙『イル・ジョルノ』が報じたとして複数メディアが伝えている。
ミランやレアル・マドリー、ブラジル代表などで活躍し、2007年にバロンドールも受賞したカカー氏は、アメリカのオーランド・シティでプレーしたあと現役を引退。レオナルド氏やパオロ・マルディーニ氏に続いて古巣ミランのフロント入りすることが濃厚視されている。
しかし、元ミランオーナーのシルビオ・ベルルスコーニ氏がそのカカー氏を現役復帰させる可能性を探ろうとしているという。先日イタリア3部のモンツァを買収してオーナーとなったベルルスコーニ氏は、そのモンツァの選手としてカカー氏を迎え入れることを検討中だとみられている。
ベルルスコーニ氏の右腕であり、モンツァの新CEOに就任したアドリアーノ・ガッリアーニ氏は、チームを2年間でセリエAに昇格させてミランとのダービーマッチを戦うことに意欲を見せている。その目標に向けた新戦力として元ミランの大物スターが再びピッチに立つ可能性もあるのだろうか。
【了】