G大阪、降格圏脱出。川崎Fは首位浮上
J1 第28節のベストイレブン
フットボールチャンネル編集部では、9月29日から同30日にかけて行われた明治安田生命J1リーグ第28節のベストイレブンを選出した。
首位・サンフレッチェ広島を下し、4連勝を果たしたガンバ大阪からは、好セーブを連発し無失点勝利に貢献したGK東口順昭。対峙したパトリックと激しいエアバトルを繰り広げ、90分間集中を切らさず安定したディフェンスをみせた三浦弦太。精度の高いCKを蹴り、ファン・ウィジョの決勝ゴールを演出した遠藤保仁の3名を選出している。
アウェイでFC東京を下した清水エスパルスからは、果敢なオーバーラップで攻撃に厚みを加え、守備面でも奮闘した立田悠悟。強烈なミドルシュートが先制点を生むきっかけとなり、81分にはPKも沈めるなど全得点に絡んだドウグラスの2名を選出した。また、FC東京を寄せ付けない完璧な試合運びをみせたヤン・ヨンソン監督を、今節の最優秀監督としている。
V・ファーレン長崎を2-1で下し、首位に浮上した川崎フロンターレからは中村憲剛をピックアップ。幅広いエリアに顔を出してボールを引き出し、チームにリズムを与えた。また、精度の高いキックは相手の脅威となった。
ヴィッセル神戸に5得点大勝を収めた鹿島アントラーズからは、先制ゴールを奪っただけでなく、無尽蔵のスタミナをフル活用し、攻守に渡って高質なプレーを発揮したレオ・シルバを選出している。
ベガルタ仙台を5-2で下した横浜F・マリノスからは、21分に先制ゴールをマークし、その後は質の高いクロスを供給し続けるなど勝利の立役者となった山中亮輔。37分と51分に得点を挙げるなど、サイドで違いを生んだ仲川輝人の2名を選出した。
その他にも、ボランチとしての出場がほとんどだったが、今節ではCBとして出場し、安定感ある守備をみせた北海道コンサドーレ札幌の宮澤裕樹。2ゴールを挙げるなどエースとしての役割を完遂し、勝利に貢献した浦和レッズの興梠慎三などを今節のベストイレブンとしている。
なお、29日に行われる予定だったジュビロ磐田VS湘南ベルマーレ、30日に行われる予定だったセレッソ大阪VS名古屋グランパスのゲームは、台風の影響で中止となっている。
フットボールチャンネル編集部が選んだ明治安田生命J1リーグ第28節のベストイレブンと最優秀監督は以下のとおり
▽GK
東口順昭(G大阪)
▽DF
宮澤裕樹(札幌)
三浦弦太(G大阪)
立田悠悟(清水)
山中亮輔(横浜FM)
▽MF
レオ・シルバ(鹿島)
中村憲剛(川崎F)
遠藤保仁(G大阪)
▽FW
仲川輝人(横浜FM)
ドウグラス(清水)
興梠慎三(浦和)
▽最優秀監督
ヤン・ヨンソン(清水)
明治安田生命J1リーグ第28節の結果は以下のとおり。
札幌 2-1 鳥栖
横浜FM 5-2 仙台
G大阪 1-0 広島
神戸 0-5 鹿島
FC東京 0-2 清水
長崎 1-2 川崎F
浦和 3-2 柏
【中止】
磐田 – 湘南
C大阪 – 名古屋
【了】