パリ・サンジェルマンのキリアン・ムバッペ【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティは、冬の移籍市場でパリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペの獲得に挑戦することを検討しているという。英紙『デイリー・メール』が29日付で伝えている。
昨季のプレミアリーグを圧倒的な強さで制したシティは、今季も第7節を終えた時点でリバプールを抜いて首位に浮上。国内で順調な戦いを続ける一方で、欧州の頂点にはまだ手が届いていない。
今季こそは悲願を果たすため、1月の移籍市場でムバッペにオファーを出すことを検討していると英紙は報じている。欧州サッカー連盟(UEFA)の新ルールにより、チャンピオンズリーグのグループステージをあるクラブで戦った選手も、冬に移籍して別のクラブで決勝トーナメントに出場することが可能となる。
シティはムバッペ獲得に移籍金2億ポンド(約296億円)のオファーを準備するとのこと。PSGが昨夏にバルセロナからFWネイマールを獲得した際の金額がポンド換算で1億9800万ポンド(約293億円)だとされており、それを上回るサッカー界の史上最高額となる。
その資金を得るため、FWラヒーム・スターリングを売却する可能性もあるとみられている。スターリングは2020年に満了する契約の延長が合意に達していない。
【了】