チェルシーのエデン・アザール【写真:Getty Images】
チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールは、今夏にスペインへの移籍を望んでいたことを認めている。英メディア『BTスポーツ』に語った。
レアル・マドリーが獲得を望んでいることが過去数年間にわたって何度も報じられてきたアザール。今夏にはクリスティアーノ・ロナウドがユベントスへ移籍したこともあり、代役となるスター選手としてアザールの獲得が盛んに噂されたが、実現には至らなかった。
「事実を話そう。ワールドカップ後に僕は出ていきたいと思っていた。スペインでプレーすることが僕の夢だからだ」とアザールは、英メディアのインタビューに対してリーガエスパニョーラへの移籍を望んでいたことを認めた。しかし、その希望が叶うことはなかった。
「クラブや監督と話をして、『残留することに問題はない』と伝えた。(マウリツィオ・サッリ)新監督がやってきて、今の僕らは彼のチームでのプレーを楽しんでいる。残留したことに満足しているよ。契約はまだ3年間残っているからね」
チェルシーでのプレー継続に向けて気持ちを切り替えることには成功したようで、アザールは今季開幕から好調を維持。プレミアリーグ7試合で6ゴールを挙げるなどの活躍を見せ、チェルシーの上位争いをけん引している。
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