ローマのアレクサンダル・コラロフ【写真:Getty Images】
現地時間29日に行われたイタリア・セリエA第7節の試合でローマとラツィオが対戦。ローマがダービーマッチに3-1の勝利を収めた。
昨季2位のローマは前節まで2勝2分け2敗とやや苦戦を強いられていたが、宿敵相手に大きな1勝。前半終了間際にMFロレンツォ・ペッレグリーニのゴールで先制したあと、後半にはFWチーロ・インモービレに同点ゴールを許したが、DFアレクサンダル・コラロフとDFフェデリコ・ファシオのゴールで突き放した。
決勝点となったコラロフのゴールは得意の直接フリーキック。ゴール正面のペナルティーアーク内からのシュートをゴール右下へ見事に突き刺した。
2007年から2010年までラツィオでプレーしていたコラロフは、ローマと対戦したダービーマッチでゴールを決めたこともあった。イタリア『スカイ』などが伝えるところによれば、ローマダービーで対戦する両チームでゴールを決めた史上わずか2人目の選手となった。
過去にローマとラツィオの両方でダービーマッチでの得点を記録していた唯一の選手は元スウェーデン代表のアルネ・セルモソン。1955年から58年までプレーしたラツィオでダービーマッチ2得点、その後3年間プレーしたローマでダービーマッチ3得点を記録していた。
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