エイバルの本拠地イプルーア【写真:Getty Images】
現地時間29日に行われたリーガエスパニョーラ第7節のエイバル対セビージャ戦で、スタジアムの観客席の柵が崩れて負傷者が出る事故が起こった。スペイン紙『マルカ』などが伝えている。
昨季まで乾貴士が所属していたエイバルは、本拠地イプルーアにセビージャを迎えて対戦。アウェイのセビージャが3-1の勝利を収める結果となった。
後半立ち上がりに先制したセビージャはさらに59分、エベル・バネガがPKを決めて追加点を奪う。選手たちはアウェイまで駆けつけたサポーターの集まるゴール裏に駆け寄って喜んだが、観客席の柵が崩れ落ち、最前列に集まっていたファンの一団がピッチ上へ転落した。
選手たちも心配そうに見守る中、両クラブやスタジアムのスタッフが救護を行い、試合は約8分間中断された。この事故で10人が病院に搬送され、14人の負傷が確認されたが、幸い重傷者は出ていないとのことだ。
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