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ユーベ、開幕から無傷の全勝。欧州4大リーグでは唯一に

text by 編集部 photo by Getty Images

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ナポリを下したユベントス【写真:Getty Images】

 欧州4大リーグで開幕から連勝を続けているのはセリエAのユベントスただ一つとなった。

 現地時間29日、イタリアの絶対王者ユベントスは2位ナポリと対戦。先制を許しながらもFWクリスティアーノ・ロナウドが2アシストを含む全3得点に絡む活躍を見せて3-1で逆転勝利を収めた。

 この結果、ユベントスは開幕から続く連勝が7に。優勝争いのライバルの一つを直接叩いたことで、ユベントスは独走態勢を築きつつある。

 プレミアリーグでは、開幕から無傷の6連勝を飾っていたリバプールが勝ち点2差のチェルシーと対戦して1-1と引き分け、ついに連勝が止まった。好調同士の対決ということで質の高さを見せつけた好ゲームとなったが、リバプールは終了間際、途中出場のダニエル・スタリッジがスーパーゴールを決めて敗戦を回避している。

 この2チームを抑えて首位に立つのが、同日の試合で勝ったマンチェスター・シティだ。シティとリバプールが6勝1分け、チェルシーが5勝2分けで続いている形で、こちらは混戦模様となっている。

 ラ・リーガでは、2強がすでにつまずいている。開幕4連勝で今季も盤石かと思われたバルセロナは、第5節ジローナ戦で引き分けると、レガネスに敗れ、アスレティック・ビルバオと引き分けた。レアル・マドリーは第4節でアスレティック・ビルバオと引き分けて連勝ストップ。第6節のセビージャ戦で初黒星を喫している。

 ブンデスリーガでは王者に暗雲が立ちこめている。“一強”と評判のバイエルン・ミュンヘンが25日のアウクスブルク戦をドローで終えて連勝が止まると、28日のヘルタ・ベルリン戦は0-2で落とし、黒星もついた。29日にはボルシア・ドルトムントが勝利を収め、首位の座も譲っている。周囲が考えていたほど簡単なシーズンにはならないかもしれない。

 開幕から無傷の連勝を続けるユベントスは、2位と勝ち点6差がついた。欧州5大リーグとしてフランス・リーグアンに目を向けると、開幕から8戦8勝のパリ・サンジェルマンが2位サンテティエンヌと勝ち点9差をつけている。

 今季はどのリーグの優勝争いが熾烈になるだろうか。

【了】

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