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川崎F、ついにJ1首位浮上! 広島が敗れたチャンス逃さず長崎に勝利

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

川崎フロンターレ
川崎フロンターレ【写真:Getty Images for DAZN】

【V・ファーレン長崎 1-2 川崎フロンターレ J1第28節】

 明治安田生命J1リーグ第28節の試合が29日に行われ、V・ファーレン長崎と川崎フロンターレが対戦した。

 水曜日に行われた延期分の湘南ベルマーレ戦はドローに終わり、首位のサンフレッチェ広島に接近するチャンスを逃していた川崎F。だが先に行われた今節の試合で広島がガンバ大阪に敗れたことで、長崎に勝てば首位に浮上できる状況となった。

 残留に向け最下位脱出を目指したい長崎も奮闘を見せるが、徐々に川崎Fが優位に立つと、35分には先制のゴール。右CKから中村憲剛の上げたボールにニアで小林悠が触り、ゴール前に流れたボールを知念慶が押し込んだ。

 さらに41分にはエース小林にもゴールが生まれる。ペナルティーエリア手前から家長昭博が放ったシュートはGKに阻まれたが、素早く反応した小林がこぼれ球を落ち着いて蹴り込んで2-0とした。

 後半開始からファンマを投入して反撃を試みる長崎は、何度かCKなどのチャンスもあったが決められず。後半アディショナルタイムにファンマがようやく1点を返したが時すでに遅く、その直後にタイムアップの笛が吹かれた。

 この結果、川崎は残り6試合となったところでついに広島を捉え、得失点差で上回って首位に浮上。リーグ連覇に向けて優位な位置へ躍り出た。

【得点者】
0-1 35分 知念慶(川崎F)
0-2 41分 小林悠(川崎F)
1-2 90+3分 ファンマ(長崎)

【了】

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