ユベントスのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
ユベントスのFWクリスティアーノ・ロナウドは、リバプールのFWモハメド・サラーのFIFAプスカシュ賞受賞を祝福しつつ、自身のゴールの方が優れていたという考えを口にしている。
今月24日に行われた国際サッカー連盟(FIFA)「ザ・ベスト賞」表彰式で、サッカー界の年間最優秀賞に贈られるプスカシュ賞の受賞者にサラーが選ばれたことが発表された。昨年12月のプレミアリーグのエバートン戦で記録したゴールが対象だった。
しかし、このゴールの受賞には疑問の声も強い。「サラーのベストゴールですらない」という意見も多く、候補にノミネートされていたC・ロナウドやガレス・ベイルのゴールなどの方が受賞にふさわしかったと考えるメディアやファンが多いようだ。
C・ロナウドは自身のSNSアカウントで投稿した動画の中でプスカシュ賞についてコメント。「サラーには資格があった。良いゴールだった」と祝福しながらも、「僕のバイシクルキックは素晴らしかった。正直になるべきだ。もちろん僕のゴールがベストだった」とも述べている。受賞を逃したことについては「プスカシュ賞すでに一度受賞している。サッカーはそういうものだ」と受け入れる様子をみせた。
C・ロナウドは昨季チャンピオンズリーグ準々決勝で高い打点から華麗なオーバーヘッドキックでゴールを記録。欧州サッカー連盟(UEFA)では年間ベストゴールに選ばれた。プスカシュ賞候補にもノミネートされていたが、受賞はならなかった。
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