武藤嘉紀【写真:Getty Images】
ニューカッスルのラファエル・ベニテス監督が現地時間28日、FW武藤嘉紀について言及した。地元メディア『クロニクル・ライブ』が伝えている。
今夏の移籍市場でニューカッスルの一員になった武藤は、まだプレミアリーグでの先発起用がない。29日に行われるプレミアリーグ第7節では、FW岡崎慎司が所属するレスター・シティと対戦だ。
指揮官はまだ武藤がイングランドのサッカーに適応しきれていないと感じているようだ。
ベニテス監督は、「今日彼に伝えたよ。いくつかの映像を見て、簡単に倒れすぎている。プレミアリーグでこれはファウルにならないとね」と、武藤とのやりとりを明かした。
「プレミアリーグはよりフィジカル重視だ。だからDFとの接触に適応しなければいけない。彼はクレバーで、とてもポジティブだ。練習ではとてもよくやっているよ。我々は彼の英語が素晴らしいと思っていたが、もう少しだけ理解する必要がありそうだね」
武藤に注文をつけたベニテス監督だが、「私は彼に本当に満足しているよ。私は日本語を勉強しないとね」と、フォローも入れた。
結局、武藤がプレミアリーグで先発するのはいつになるのだろうか。ベニテス監督は、「明日かもしれない、それは分からない。彼は時間の問題であることを分かっているよ」と話し、具体的なことは明かさなかった。
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