ジエゴ・コスタとアントニオ・コンテ監督【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーのFWジエゴ・コスタが、チェルシー時代に衝突した当時の指揮官、アントニオ・コンテ氏について語った。スペイン『マルカ』のインタビューに答えている。
ジエゴ・コスタはチェルシー所属時代、監督だったコンテ氏との確執が伝えられていた。2017年1月の移籍は実現しなかったものの、指揮官に携帯電話のメールで戦力外通告を受けたというジエゴ・コスタは9月に退団が決定。補強禁止処分中だったアトレティコ・マドリーに2018年から加入することが決まった。
たびたびコンテ監督との衝突が話題になったジエゴ・コスタは、「もちろんひどい時期だった。周りはいろいろ言っているけど、僕のせいじゃない。コンテがどうやってチームを出て行ったかを見れば分かるだろう」とコメント。「彼はリーグ優勝したあとで、僕にもう必要ないと携帯メールを送った。そしてBチーム送りにしたんだ」と、今でも指揮官への恨みは消えていない様子だ。
その時期に比べると、ディエゴ・シメオネ監督の下では快適だという。「彼はコンテと違ってまっすぐな監督だ。アトレティコに戻ることしか考えてなかった。そうでなければ、家族を連れてブラジルに戻っていただろうね」と話している。
コンテ氏が監督を務めたチェルシー1年目でプレミアリーグ制覇を果たしたが、2年目は5位でシーズン終了。チャンピオンズリーグ出場権を逃して今年7月に解任された。
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