ユベントスが、今季のセリエAでブレイク中のアタッカーに早くも注目している。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が28日、一面で報じた。

　イタリアで日増しに注目度が上がっているのは、ジェノアのFWクシシュトフ・ピョンテク。今夏の移籍市場でイタリアにやってきた23歳のポーランド代表ストライカーは、すでにセリエAで6得点、カップ戦で4得点を決めて、2桁得点を達成している。

　同紙によると、この活躍でヨーロッパ中のトップクラブにピョンテクの名前が知れ渡り始めた。イタリア国内ではインテルとミランが興味を持っているほか、イングランドやスペイン、ドイツからも関心があるとされている。

　そんな中でスタートダッシュを決めたのがユベントスだという。『ガゼッタ』はユベントスが「すでにポールポジションにいる」と報道。争奪戦をリードしているとした。

　ピョンテクは今夏、母国のクラクフから移籍金400万ユーロ（約5億2000万円）程度でジェノアの一員になった。だが、すでにその価値は2000万ユーロ（約26億円）を超えたと言われている。今後の活躍次第ではさらなる値上がりも考えられるだけに、注目しているクラブは多そうだ。

【了】