マーカス・ラッシュフォード【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドは、MFポール・ポグバ以外にもジョゼ・モウリーニョ監督とうまくいっていない選手がいるようだ。英紙『デイリー・メール』は、FWマーカス・ラッシュフォードも指揮官と衝突していると伝えた。
報道によると、イングランド代表のラッシュフォードは今月19日に行われたヤング・ボーイズ戦のあとでコーチの指示通りクールダウンをしなかった。この態度を見たモウリーニョ監督がラッシュフォードを叱責したという。
このとおりであれば、問題があるのは選手側だが、現在のユナイテッドでは指揮官とポグバの衝突が連日報じられているだけに、緊張感は高まっている。
ラッシュフォードは、ポグバやFWアントニー・マルシアル、DFエリック・バイリーといった若手が中心のグループに属している模様とのこと。このグループ全体が「反モウリーニョ派」となる可能性もありそうだ。
ラッシュフォードは今月2日に行われたバーンリー戦での退場により、国内の公式戦で3試合出場停止となっていた。29日のウェスト・ハム戦から復帰できるが、そのときの起用法で監督との関係が見えてくるかもしれない。
20歳のラッシュフォードは、ユナイテッドの下部組織出身で、今季から背番号10を託されている。生え抜きとの衝突は、モウリーニョ監督にとっても避けたいはずだが…。
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