カラバオ・カップ（イングランド・リーグ杯）3回戦の試合が現地時間25日に行われ、3部のオックスフォードとマンチェスター・シティが対戦。3-0の勝利を収めたシティが4回戦へ駒を進めた。

　この試合で大活躍を見せたのが18歳のMFフィル・フォデン。先制点の起点となったのに続いて絶妙なパスでリヤド・マフレズの追加点をアシストし、最後は後半アディショナルタイムに自身のトップチーム初ゴールを決めて試合を締めくくった。

　ファンやメディアからの絶賛を集めたフォデンのプレーを、現在ヴィッセル神戸に所属するアンドレス・イニエスタと比較する声もある。英メディア『BBC』などが伝えている。

　敗れたオックスフォードのカール・ロビンソン監督は「彼の能力やピッチ上での適応性は天才的だ」とフォデンを称賛。「ああいう選手は長らくいなかった。バルセロナを見て、イニエスタがあのポジションでプレーする姿を思い出した」と評している。

　そのイニエスタをバルサで指導したシティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、「彼がアンドレス・イニエスタになると言うつもりはない。大きなプレッシャーをかけることになってしまうからだ。アンドレスは私が見てきた中でも圧倒的に最高の選手だ」とコメント。だがフォデンにも「ボールのある場所でもない場所でも特別な力を持った選手だ。得点感覚がある」と賛辞を送った。

『スカイ・スポーツ』は、イニエスタと比較されたことについてフォデンが述べたコメントを伝えている。「そう言われるのは嬉しい。だが待ってくれ。イニエスタは別の惑星にいるようなものだよ！」と、現時点では比較されるレベルにはないという考えを述べた。

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