ザンクトパウリの宮市亮【写真:Getty Images】
ザンクトパウリに所属するFW宮市亮は現地時間30日に対戦するハンブルガーSV(HSV)戦を前に地元紙『ハンブルガーモルゲンポスト』で意気込みを語っている。
宮市は21日に行われたブンデスリーガ2部第6節のインゴルシュタット戦でベンチ入りを果たすと、70分から途中出場し、82分に復活を印象づけるゴールも奪いチームの勝利に貢献した。
実に488日ぶりに公式戦でプレーした宮市。2度のじん帯断裂の大怪我から復帰した25歳についてマルクス・カウチェンスキ監督は「彼が怪我とどのように向き合ってきたか知っているだけに復帰はとにかく嬉しい」と試合後に語った。
ザンクトパウリは26日にパーダーボルンと対戦した後、30日には現在2位のHSVとのダービーマッチが控えている。HSVには酒井高徳と伊藤達哉の日本人コンビが在籍しているが「僕たちはとても仲が良い」と宮市は語る一方で「対戦する事になったら全力で倒しにいかなければならない」と早くも“宣戦布告”している。
これまで25回行われているハンブルクダービーでわずか2勝(8分15敗)と圧倒的に分の悪いザンクトパウリだが宮市の活躍次第では3度目の勝利を挙げる事が出来るかもしれない。
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